2010年5月12日水曜日
2010年3月25日木曜日
UD連続セミナーの報告 (2010.2.7~2010.3.7)
*UD連続セミナーの報告
「建て替え知らずのマイホームづくり」─住み続けるための知恵と工夫─
平成21年度末に、一般市民の方を対象に“神戸市すまいの安心支援センター”(すまいるネット)で3日間にわたるUD連続セミナーを開催しました。女性委員会UD研究会が作成した冊子“「住み続けることが可能な住宅」の基本”をテキストに、ユニバーサルデザインの視点での家づくりの基本を、研究会メンバーが講師となり住宅部位別に3回に分けてわかりやすく解説し、そのあと参加者と意見交換を行いました。
第1回 2月 7日(日)「安全な毎日を過ごす」アプローチ・玄関・廊下・階段
第2回 2月21日(日)「家族やライフスタイルの変化に対応する」個室・居間・食堂・台所
第3回 3月 7日(日)「時代や身体の変化に対応する」便所・洗面・浴室
参加人数は、第1回22名、第2回25名、第3回22名、延べ69名となりました。参加者は一般市民の方より、福祉住環境コーディネーター、建築士など専門職の方が多いという結果になりましたが、セミナー終了後のアンケートでは、参加の目的や理由は「ユニバーサルデザインに興味があるから」と答えた方が最も多く、関心の高さをうかがい知ることが出来ました。
セミナーの感想では、「特に目新しい内容ではなかった」との意見もありましたが、「家づくりについての基本的な点を確認できたり、改めて考えるきっかけになった」との意見もあり、多くの方から良かったという感想をいただきました。また、冊子の内容をわかりやすく伝えるため、セミナーでは具体的な事例を多く紹介しましたが、「変わった住環境の事例も教えてほしかった」という意見も寄せられ、今後は標準的な事例に留まらず、特殊解となる事例も交えて多様な事例の紹介もあった方がいいのではと、反省会で話し合いました。
この連続セミナーは、今年度も引き続き行っていく予定で、要請のあるところには、出前セミナーとして出向ける態勢を取っています。他支部でもご希望があれば出かけますので是非ご連絡ください。
なお、テキストに用いた冊子は、UD研究会が平成18年から3年間取り組み、その集大成としてユニバーサルデザインの視点から住宅計画において留意すべき基本的要件をまとめたものです。関心がおありの方は無料でお渡しできますので、ユニバーサルデザイン建築研究会事務局までご連絡ください。
事務局 ㈱遊空間工房内 E-mail:info@u-kukan.com
「建て替え知らずのマイホームづくり」─住み続けるための知恵と工夫─
平成21年度末に、一般市民の方を対象に“神戸市すまいの安心支援センター”(すまいるネット)で3日間にわたるUD連続セミナーを開催しました。女性委員会UD研究会が作成した冊子“「住み続けることが可能な住宅」の基本”をテキストに、ユニバーサルデザインの視点での家づくりの基本を、研究会メンバーが講師となり住宅部位別に3回に分けてわかりやすく解説し、そのあと参加者と意見交換を行いました。
第1回 2月 7日(日)「安全な毎日を過ごす」アプローチ・玄関・廊下・階段
第2回 2月21日(日)「家族やライフスタイルの変化に対応する」個室・居間・食堂・台所
第3回 3月 7日(日)「時代や身体の変化に対応する」便所・洗面・浴室
参加人数は、第1回22名、第2回25名、第3回22名、延べ69名となりました。参加者は一般市民の方より、福祉住環境コーディネーター、建築士など専門職の方が多いという結果になりましたが、セミナー終了後のアンケートでは、参加の目的や理由は「ユニバーサルデザインに興味があるから」と答えた方が最も多く、関心の高さをうかがい知ることが出来ました。
セミナーの感想では、「特に目新しい内容ではなかった」との意見もありましたが、「家づくりについての基本的な点を確認できたり、改めて考えるきっかけになった」との意見もあり、多くの方から良かったという感想をいただきました。また、冊子の内容をわかりやすく伝えるため、セミナーでは具体的な事例を多く紹介しましたが、「変わった住環境の事例も教えてほしかった」という意見も寄せられ、今後は標準的な事例に留まらず、特殊解となる事例も交えて多様な事例の紹介もあった方がいいのではと、反省会で話し合いました。
この連続セミナーは、今年度も引き続き行っていく予定で、要請のあるところには、出前セミナーとして出向ける態勢を取っています。他支部でもご希望があれば出かけますので是非ご連絡ください。
なお、テキストに用いた冊子は、UD研究会が平成18年から3年間取り組み、その集大成としてユニバーサルデザインの視点から住宅計画において留意すべき基本的要件をまとめたものです。関心がおありの方は無料でお渡しできますので、ユニバーサルデザイン建築研究会事務局までご連絡ください。
事務局 ㈱遊空間工房内 E-mail:info@u-kukan.com
2010年1月7日木曜日
2009年11月25日水曜日
2009/11/14(土) 車いす体験学習と旧木下家住宅見学会
*2009/11/14(土) 車いす体験学習と旧木下家住宅見学会
今回は、神戸学院大学総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科 糟谷佐紀先生のご協力を得、神戸学院大学有瀬キャンパスにおじゃまして、全員が車いすに乗って身体の自由が制限された状態で、屋内・屋外住環境実習室に設置された設備・機器を使いながら、様々な動作を実際に試してみる体験学習を行いました。参加者 UD建築研究会会員 11名 非会員 6名。
最初に糟谷先生から、自走式車いすの車輪の大きさや取付位置、数によってどのような違いや特徴があるかなどのお話をうかがった後、各人が種類の異なる車イスを次々乗り換えながら、様々な動作を試してみました。いくつかの勾配の異なるスロープの上がり下り、いくつかの高さの異なる段差越え。廊下巾と部屋の出入り口巾の関係を確認したり、キッチンで鍋やフライパンで調理するまねごとをしてみたり、実際のトイレを使ってドアの開け閉めから便器への移乗、段差解消機なども試し、天井走行リフトや電動車イスに乗ったり、車イス介助の方法などもおそわりました。普段なかなか試すことのできないことばかりですが、広いスペースと整った設備と指導者が揃っているからこそできたことであり、また、より便利に、より楽に操作できる機器が次々開発されている情報を得ることもでき、有意義な体験会となりました。
午後は、保存修理工事が完了して公開が始まったばかりの舞子公園の旧木下家住宅を見学しました。又野良助氏が昭和16年建築、18年に増築されたもので、木造平屋一部2階建ての主屋だけでも338㎡あり、物資統制の時代背景の中で、よくこれだけの数寄屋が建てられたものと驚いてしまいます。昭和27年木下家の所有となり、平成12年兵庫県に寄贈されました。南の道路から石段をかなり登ってようやくたどりつくという建物ですが、今回バリアフリー対応工事もされて、敷地の北西からエレベーターを使って車いすも入ってこられるようになりました。
今回は、神戸学院大学総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科 糟谷佐紀先生のご協力を得、神戸学院大学有瀬キャンパスにおじゃまして、全員が車いすに乗って身体の自由が制限された状態で、屋内・屋外住環境実習室に設置された設備・機器を使いながら、様々な動作を実際に試してみる体験学習を行いました。参加者 UD建築研究会会員 11名 非会員 6名。
最初に糟谷先生から、自走式車いすの車輪の大きさや取付位置、数によってどのような違いや特徴があるかなどのお話をうかがった後、各人が種類の異なる車イスを次々乗り換えながら、様々な動作を試してみました。いくつかの勾配の異なるスロープの上がり下り、いくつかの高さの異なる段差越え。廊下巾と部屋の出入り口巾の関係を確認したり、キッチンで鍋やフライパンで調理するまねごとをしてみたり、実際のトイレを使ってドアの開け閉めから便器への移乗、段差解消機なども試し、天井走行リフトや電動車イスに乗ったり、車イス介助の方法などもおそわりました。普段なかなか試すことのできないことばかりですが、広いスペースと整った設備と指導者が揃っているからこそできたことであり、また、より便利に、より楽に操作できる機器が次々開発されている情報を得ることもでき、有意義な体験会となりました。
午後は、保存修理工事が完了して公開が始まったばかりの舞子公園の旧木下家住宅を見学しました。又野良助氏が昭和16年建築、18年に増築されたもので、木造平屋一部2階建ての主屋だけでも338㎡あり、物資統制の時代背景の中で、よくこれだけの数寄屋が建てられたものと驚いてしまいます。昭和27年木下家の所有となり、平成12年兵庫県に寄贈されました。南の道路から石段をかなり登ってようやくたどりつくという建物ですが、今回バリアフリー対応工事もされて、敷地の北西からエレベーターを使って車いすも入ってこられるようになりました。
2009年9月20日日曜日
2009/09/02 「加古川支部ユニバーサルデザイン研修会」の報告
*2009/09/02 「加古川支部ユニバーサルデザイン研修会」の報告
2009年9月2日高砂市総合体育館会議室にて、兵庫県建築士会加古川支部研修委員会と女性委員会ユニバーサルデザイン(以下UD)研究会の合同事業として「建築空間におけるユニバーサルデザイン」というテーマでUD研修会が開催され、講師をUD建築研究会のメンバー三人が担当しました。
■前半 セミナー
1.建築空間におけるユニバーサルデザイン――公共空間を中心に
別資料:「建築空間におけるユニバーサルデザイン」
2.住み続けることが可能な住宅――基本事項
3.住み続けることが可能な住宅――住宅部位別
別資料:ユニバーサルデザインの視点から探る
「住み続けることが可能な住宅」の基本
UD研がまとめた冊子を活用し、総論的な建築空間におけるUDと住空間におけるUDの必要性をテーマに講義形式で進めました。
■後半 フリートーク
研修会後半は、セミナー冒頭に記入いただいたアンケート回答をもとに参加者各自のイメージを自由に語ってもらい、よりUDへの理解を深めてもらうことを目標にフリートークの時間を設けました。
2009年9月2日高砂市総合体育館会議室にて、兵庫県建築士会加古川支部研修委員会と女性委員会ユニバーサルデザイン(以下UD)研究会の合同事業として「建築空間におけるユニバーサルデザイン」というテーマでUD研修会が開催され、講師をUD建築研究会のメンバー三人が担当しました。
■前半 セミナー
1.建築空間におけるユニバーサルデザイン――公共空間を中心に
別資料:「建築空間におけるユニバーサルデザイン」
2.住み続けることが可能な住宅――基本事項
3.住み続けることが可能な住宅――住宅部位別
別資料:ユニバーサルデザインの視点から探る
「住み続けることが可能な住宅」の基本
UD研がまとめた冊子を活用し、総論的な建築空間におけるUDと住空間におけるUDの必要性をテーマに講義形式で進めました。
■後半 フリートーク
研修会後半は、セミナー冒頭に記入いただいたアンケート回答をもとに参加者各自のイメージを自由に語ってもらい、よりUDへの理解を深めてもらうことを目標にフリートークの時間を設けました。
2009年7月25日土曜日
2009/07/04 ユニバーサルデザイン建築研究会セミナー(すまいるネット連携セミナー)の報告
*2009/07/04 ユニバーサルデザイン建築研究会セミナー(すまいるネット連携セミナー)の報告
「誰もが安心して暮らせる社会を目指して」
・・・バリアフリー、ユニバーサルデザインなど、社会と意識の変化が目指すもの
―海外を含めての事例紹介・・・
講師:大塚毅彦氏 (明石工業高等専門学校 建築学科教授)
バリアフリーが当たり前の社会になり、更にユニバーサルデザインという言葉もかなり普及して、その実現を目指した活動が様々な分野でなされています。
現在の置かれている状況や問題点を、クイズ形式にして参加者も一緒に課題について考える事ができました。また、インクルーシブ・デザインの考え方や、国内外のユニバーサルに係わる活動を紹介していただきました。その中で、もし自分が障害者でホテルに泊まったときにトイレなどが使いづらく困った時にどうするか、と言う問いかけに対し、クレームを言うのではなく今後同じような障害の人が困らないように、改善方法を提案する。という答えに心動かされました。これからは、建設的な意見を言えるユーザーを育てる社会となっていくことが大事であると知らされました。
さらに、これまでのUDからさらに発展し、マイナスをゼロにするだけではなくプラスにするという「UDプラス」の考え方を提示していただきました。2時間以上にわたる長いセミナーでしたが、楽しくてとても勉強になりました。
参加者 会員12名 非会員 8名 計20名
「誰もが安心して暮らせる社会を目指して」
・・・バリアフリー、ユニバーサルデザインなど、社会と意識の変化が目指すもの
―海外を含めての事例紹介・・・
講師:大塚毅彦氏 (明石工業高等専門学校 建築学科教授)
バリアフリーが当たり前の社会になり、更にユニバーサルデザインという言葉もかなり普及して、その実現を目指した活動が様々な分野でなされています。
現在の置かれている状況や問題点を、クイズ形式にして参加者も一緒に課題について考える事ができました。また、インクルーシブ・デザインの考え方や、国内外のユニバーサルに係わる活動を紹介していただきました。その中で、もし自分が障害者でホテルに泊まったときにトイレなどが使いづらく困った時にどうするか、と言う問いかけに対し、クレームを言うのではなく今後同じような障害の人が困らないように、改善方法を提案する。という答えに心動かされました。これからは、建設的な意見を言えるユーザーを育てる社会となっていくことが大事であると知らされました。
さらに、これまでのUDからさらに発展し、マイナスをゼロにするだけではなくプラスにするという「UDプラス」の考え方を提示していただきました。2時間以上にわたる長いセミナーでしたが、楽しくてとても勉強になりました。
参加者 会員12名 非会員 8名 計20名
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